BANI*Lab ~バーニーのしあわせな暮らし研究所~

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Posted by BARNEY*Denby

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理想は 「 棲み分け 」


各地で火山活動が活発になっていたり、大雨で水害や土砂災害が発生したりと 
本当に自然災害が増えているこの頃。

「備えなくっちゃね~」なんて呑気なコト言っておしまいにしないで
とりあえず最低限の備えはしておきたいものですね。



さて、もしも避難しなければならなくなったとき 
みなさんの地域の避難所では ‘ しっぽ ’ も受け入れてくれますか?

環境省の 『災害時におけるペットの救護対策ガイドライン』 では

「同行避難(=一緒に避難すること)」を原則 としたうえで
実際にどのような状況であるかを、各自治体に確認しておきましょう、
となっています。

みなさんの地域はどうでしょう?


いろいろと調べてきた中での、あくまでも感触でしかありませんが、
とりあえず、受け入れてくれる雰囲気は出てきているなぁ と感じます。

ただ、そうした計画であったとしても
実際に災害が起きたときにどうなるのかは、、、どうでしょうね。

状況に応じて話し合っていきましょう、といっても
混乱のさなかに なかなかそれは難しいぞ~~と思うので、
平時において、もっと具体的に詰めて話し合っておくべきと思うのですが
なかなかソコまでは手が回っていないところが多いようです。

「状況に応じた柔軟な対応」 というと、
とても穏やかで平和的で、耳触りの良い言葉ですが。
その大前提としてのルールというものが下地にあってこそ、
それ(=柔軟な対応)が実現できるのではないかと。
“ みんなが少しずつ我慢してより良い環境にする ” という方向性の、
“ お互いさま ” という方向性の
ルールがあらかじめ下地にあればこそ、だと思うのです。


赤ちゃん連れのご家族が、避難所で肩身の狭い思いをする
というのはよく聞く話です。
“ 赤ちゃんは泣くのが仕事 ” なんて、普段笑って言える人のうち、
時間の別なく、ぐずったり泣いたりするのを
こんな時にも “ 仕方のないこと ” と思える人がどれだけいるでしょう?
一般の家族に比べて、何かと荷物も多いかもしれません。
ほんの少しでも、自分のスペースを分けてあげられる人が
どれだけいるかな??

ならば、あらかじめ赤ちゃん連れ家族専用の部屋を
用意しておくのはどうでしょう。
前もって、そういうルールを作って部屋割りをしておくだけでいいんです。
そうすれば、「状況に応じた対応」をするまでもなく、そもそも
『“ 赤ちゃん連れ家族が迷惑だ ” という状況 』 が生じにくくになる。
そんなマイナスな感情を、そもそも抱かなくて済むんです。
「それでもなお不都合な状況」が発生した時に、初めて
その状況に応じた対応をすれば済むんです。

そのほうが良いに決まってません??


同伴避難



であれば。
“ しっぽ連れ家族 ” も、同様に ・・・・・・。
と、思うのですけれど。

まぁ、まだまだ難しいのかなぁ~~~。

よほど、地域のしっぽ連れ家族が皆で結束して連携して、
地域に受け入れてもらうよう働きかけないと、ね。
誰か一人が頑張って、どうにかできることではないので、
“ 待っているだけのしっぽ家族さん ” ばかりの地域では難しいでしょうね。

一方で、自治体には
「専用」 = 「不平等」 という概念があるように感じます。
いかなる時も 公平・平等 を旨とする方たちからすると
誰かに、何かに特化したコト・モノは用意できませんという姿勢のようです。
<おにぎりが全員分無いから、とりあえず子どもやお年寄りに優先して配ろう>
という考えがNGなのと同じ発想だろうと思います


なるべく多くの人が納得できる方向で、優先順位つけて対応する
っていうことこそ 「状況に応じた柔軟な対応」だと思うのですけれどね。



・・・ 話がそれてきちゃったので、軌道修正。


しっぽとの同行避難が原則となったことで
とりあえず避難場所まで一緒に避難できたとして。
その後、しっぽとしっぽ連れ家族がどうなるのか。
まわりの方たちのことも考えた上で、どうするのがベターなのか。

やっぱり 「棲み分け」 以外に、方法は無いのではないかなぁと思います。
最初から、しっぽ連れ家族専用の避難場所を指定してしまうという。
専用っていうとね、また優遇だ、不公平だ、ってな話になっちゃうと
困るんですけどね(苦笑)
正直なところ、動物嫌いやアレルギー持ちの方々にしてみれば、
ペットを飼っている人のニオイや衣服についた毛だけでも嫌なもののはず。
ならば、ペットだけでなく、飼い主家族ごと、
一般の方たちの避難場所から
ある意味<隔離>してしまえばよいのではないかと。
それが「棲み分け」の意味するところです。

で、その与えられた場所の中でも、棲み分ければいいんです。
たとえば、犬と猫。(それ以外のペットさんも)
たとえば、外飼いさんと室内飼いさん。
どうしても屋内スペースが足りなければ、
普段は室内だけど、若いコや元気なコは、原則お外で我慢、とか。
超小型犬やパピー、シニア犬(猫)は、どうしたって室内じゃないと厳しいから
そういうしっぽたちが最優先で室内を使っていいよ、とか。

どうしても、公共施設(建物)に動物たちを入れられないというのなら。
公園や駐車場など、屋外施設をしっぽ連れ家族専用避難場所に指定すればいい。
そこなら自由にテント生活してもいいよ、それも避難所生活とみなすよ、ってね。
まずはそこから始めてもいいんじゃないでしょうか。


外で同伴避難
冒頭の、火山やら大雨やら・・・って状況に対抗するにはとってもきびしいものがありますが。


それから、仮設住宅にしても。
しっぽ連れOKな仮設住宅とNGな仮設住宅とを、
最初から指定して建てればいいのに、って思います。
棟なり、エリアなり、最初から区切ってしまって、
一般家族としっぽ連れ家族とで「棲み分け」るんです。
「状況に応じて」とか言って、なし崩し的にペットもOK、みたいにするから
あとになって臭いや音の問題が出てくるのでは?
同じ「しっぽ連れ家族」だって、
余所のコの臭いや音がまったく気にならないといったらウソになる。
「お互いさま」だから、我慢できるんですよ。
それだもの、飼っていない方たちからしたら、
迷惑以外の何物でもないと思うんです。
だからこその「棲み分け」。



災害復旧・復興の過程において、住環境ってとても大切なことです。
それには「いかにうまく棲み分けるか」だと思います。
「棲み分け」という発想は、
しっぽを連れている人にも、そうでない人にも
より良い環境になればこそ、との願いを込めて。
決して 「しっぽ連れ家族を優遇してほしい」 という発想ではないということ、
ひろがっていくといいなぁと思っています。



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